●下手は罪だ

柳田さんは厳しい目を持って世の中を見ている。
その中には辛口な意見もしばしば。
今回の語録は私が是非紹介したいと思っていた語録の中の一つである。

マジックが下手な人でも生きてる。
その人達は
「自分が下手である事を正当化し、主張しなければならない」

色んな方法を使って自分を正当化しなくてはいけない。
「あんなに上手くても意味が無い」と上手い人をけなす。

・・・罪である。

マジックが下手で一番困るのはお客さんである。
自分ではない。

お客さんは下手なものを見せられた時どうリアクションして良いか分からない。
「どうです?不思議でしょう?」
って言われても「下手ですね」と正直に答えるわけにはいかない。
もし言ってしまったとして「あなたの見方が間違っている」と
マジシャンが言ったとしたらそれこそ喧嘩になってしまう。

まず、下手であること自体を恥じなければならない。
下手なものを上手くするのはそんなに難しい事ではない。
全くの努力もなく、それで良いと思っている事自体が罪だ。
だったら上手くなるために努力すれば良いだけのこと。

上手くなろうとする。だから上手くなる。
「下手なりにも」という考えはない。